101works made in hokkaido

北海道から発信する暮らしブログ。北海道のおすすめや食、季節を猫と一緒にお届けします。

うさぎのこと 病状

 

私のうさぎの名前は「ちくわ」。

なんてかわいい生き物だろう、それが最初の印象だった。

小さくて、毛だらけで、茶色くて、目が大きくて。

猫は子供のころからいたから慣れていたけど、うさぎは初めて。

真夜中に足をダン!ってやるけれど、それさえ「ちくわ」が生きていて

感情をあらわにしているんだと思うとかわいらしいと思う。

「ねこと違って君は鳴かないからね」

そう思ってたまにする足ダン!も愛おしい。

 

その「ちくわ」が、今は寝たきりになった。

 

乳がんが肺に転移している。

そのため肺に水がたまり呼吸が苦しい。

少し興奮するとすぐに息が上がり耳の血管が真っ赤に浮き上がる。

軽いチアノーゼ症状だ。

そして高齢(10歳以上)のため、腰骨が折れ、半身不随。

 

もう、足ダンが聞けない。

君の感情表現の1つ、足ダンが、もう、聞けない。

 

ゲージの中のロフトにひょいと飛び乗っていたのにね。

ロフトからえい!っと飛び降りて、大好きなリーフを食べていたのに。

 

あぁ、私は弱く、涙もろいなぁ。

 

でも、わたしのかわいいうさぎ「ちくわ」は生きている。

きっと「ちくわ」も生きたいと思っているんだろう。

「死ぬ」と言う概念は君にはあるの?

 

あぁ、けれど私にはよぎるんだ。

君は今、痛いのかい?苦しいのかい?

自然界なら君はもう楽になっているのかい?

私がいるからゆえに、生かされて、君は我慢をしているのかい?

 

胸が痛い。

どうしてあげることもできない。

ただただ愛しい。

 

前足だけで動こうとするうさぎの「ちくわ」。

教えて、どうしてほしいの?

どんなことでもするから、教えてほしい。

 

私は「ちくわ」の飼い主だから、「任せて!」とは思っているし

トイレに行けず、汚れてしまうお尻まわりのお世話だってへっちゃら。

 

でも、涙が出る。

ごめんね。

 

愛しているよ、ちくわ。

私が君を看取るから、それまでのお世話も介護もどーんと任せて。

心配しないで。

でもね、涙がでるよ。

ごめんね。

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